聴勁の練習をしました

昨日は18:30〜21:20まで太極拳の稽古を行いました。


最初に鬆身七法を行いました。

下盤の力を腕に伝える感覚を皆さんに体感して頂きたかった為、合氣鬆身(第二法)と擺臂鬆肩(第三法)の使い方について練習しました。


最初は下盤の力を腕に伝えることに難儀してましたが、15分ほど練習を続けていく中で何となく感覚を掴めて頂けた様子でした。


初めての身体の使い方を感じた時は本当に楽しいものですね〜。


参加者の方がとても楽しそうにパートナーと「ああでもないこうでもない」と練習している姿を見ていると私も嬉しくなってきます!


その後、推手で相手の攻撃を受け流す練習を行いました。


先読みして流すのでは無く、相手の勁を感じて(聴勁)、力がぶつからない様にすることを大切にして練習して頂きました。


相手の動きを感じ(聴勁)、その力をぶつからずに受け流す(化勁)


このことが上手く出来ると不思議な感覚を相手に与えることができ、その感覚の不思議さの為か皆さんアハ体験に自然と笑顔になってしまいます。


昨日はボリュームたっぷりで、他に尾閭正中と含胸抜背によって出来る身体の中の力を感じて頂きました。


これはかなり難しいかと思って、ちゃんとお伝え出来るか不安でしたが、皆さん体感できた様で驚きです!


私自身、最近になって感じることが出来たことを太極拳を学び始めて2ヶ月ぐらいの方でも感じることが出来る。。


とっても羨ましい。

私も十年以上前に知りたかった。。



私は施術の技術でも太極拳の技術でも人に説明するのが上手いと褒めて頂くことが多いのですが、最近の伝え方は私自身も成長したのかな?と天狗になりかけてます(笑)


これからと自分の体感をより分かり易く言語化できる様に頑張りたいと思います。